【動画編集】aviutlで複数のカラーパレットを使い分ける【プラグイン】
aviutl導入におけるメリットは?
- 複数のパレットを使えるようになる。
- 1クリックで補色・反対色を取得できる。
- 色を名前で管理できるようになる。
- D&Dでテキストの文字色・影色の変更などができるようになる
環境
- aviutl 1.10
- 拡張編集0.92
導入
注意事項
配布元様が公開しているcolor_paletteはversionが1.00と1.10があるが、これはaviutlのversionではなく拡張編集の0.92までかそれ以降だと思われる。
私の環境だと1.00を導入した。
1.10の場合は依存するファイルが増えるようでrikky_module.aufを要求される。
ためしに上記環境に1.10を導入してみたが、カラーパレットは表示できなかった。
ディレクトリ構成
動画編集フォルダ
├── aviutl.exe(既存)
├── color_palette.auf
├── color_palette
│ ├── パレットデータ.cpe
│ └── 色名.txt
└── rikky_memory.auf(依存)
作成者様/DL元
[Aviutl]カラーパレットプラグイン改良版 – ニコニコ動画
できること
作成したパレットをaviutlに反映させる
デフォルトの状態
一度色選択ダイアログを閉じてカラーパレット->好みのパレットを選択->パレットの反映を実行
aviutl側のパレットがまとめて変更される
パレットを編集する
aviutlの既存機能、現在選択中の色を右クリックした枠に保存します。
色の選択画面(aviutlのデフォルト機能)でパレットを右クリック->現在の色をプリセットに保存
パレットを保存する
編集したパレットをこのプラグインで扱えるように保存します。
カラーパレット->Aviutlパレットを取得->名前を付ける。
この動作で作成されたパレットはパレットデータと同じフォルダにパレット名.cpeという名前で保存される。
動画編集フォルダ
├── aviutl.exe
└── color_palette
├── パレットデータ.cpe
└── 色名.txt
パレット名.cpeの中身はテキストで確認できる。
左上のみ水色にしたデータは下記のように保存されていた
5EDDE5,000000,000000,000000
000000,000000,000000,000000
000000,000000,000000,000000
000000,000000,000000,000000
000000,000000,000000,000000
000000,000000,000000,000000
000000,000000,000000,000000
000000,000000,000000,000000
作成したパレットはこのプラグインから直接編集もできる。
望んだパレットを左クリック。
色名を指定しなくも問題ないが、色を選択時に色名を指定すると紐づけされる
色を選択せずに色名だけ入力してOKを押すと紐づけされている色がパレットに挿入される
色名.txtにこれらの情報は格納されるのだがデフォルトのままだと文字化けして保存されていたので一度空のファイルにした。
D&D動作
タイムラインに対して
何も押さずにパレットからタイムラインに投げると図形(四角)に
Bを押しながらだと背景として、
Ctrlを押しながらだと単色化(メディアオブジェクト)
Shiftで単色化(フィルタオブジェクト)となる。
オブジェクトに対して
オブジェクトのプロパティーに投げるとテキストなら文字色を変えることができる
Ctrlを押しながらだと影・縁色に反映される。
アニメーション効果とカスタムオブジェクトはできないとのこと。
マイパレットって何?
パレットデータに依存しないパレット群。
別のプロジェクト等を開いてもパレットは共有されている。(変更等していると保存されている。
マイパレットの右下は色の変更などで失われた色が挿入される