【環境構築】aviutl上でVSTプラグインが動くようにしよう【動画編集】

aviutl

初めに

こちらに書かれているのは自前用のメモです
書かれていることはすべて作者様の動画にて丁寧に解説されておられますのでそちらの方を見ていただいた方がいいでしょう

Memo

version2.4までのエフェクトに対応
VSTiおよびVST3非対応。
VST設定windowを出したまま終了するとエラーを吐く。
VSTの設定はaviutl->設定->VST Hosting #n->設定ウィンドウから開ける。

参考・作成者様

【AviUtl】VSTホストプラグイン+α 【プラグイン公開】 – ニコニコ動画

ファイル構成

aviutl
├── aviutl.exe
└── plugins
    ├── vsthost_1.auf
    ├── vsthost_2.auf
    ├── vsthost_3.auf
    ├── vsthost_4.auf
    └── wavpatch.auf

aviutlで認識されているか確認

aviutlを起動する
aviutl_setting09.png
フィルタに表示されていたら問題ない

VSTプラグインを実際に入れて試してみる

SanfordReverb

Leslie Sanford – VST Plugins

#プラグインから読み込むのでわかりやすい配置にしてさえいればどこでもよい
#aviutlは32bit版しか使用できないので注意すること
aviutl
├── aviutl.exe
└── plugins
    └── VST
        └── SanfordReverb
            ├── SanfordReverb.dll
            ├── SanfordReverb32.dll
            └── SanfordReverbManual.pdf

設定

vsthostに先ほどdownloadしたSanfordReverbを設定する
aviutl_setting10.png
VST pluginの選択からSanfordReverb32.dllを指定する
aviutl_setting11.png

VSTプラグインの設定画面を開く

aviutl->menu->設定->VST Hosting #n->設定ウィンドウ
vst_aviutl_1.png

SanfordReverbの場合はボタンを長押ししながらマウスを上下にすると調整可能である
ここで保存した情報はaviutlのプロジェクト側に保存される

使用

すべての音声に適応する場合

チェックを入れる
aviutl_setting12.png

一部にのみ追加

フィルタオブジェクトの追加->VST hosting #n
フィルターオブジェクトから設定画面は読み込めなかった。不具合だと思われる。
設置したレイヤーより上の階層に適用される
aviutl_vst_1.png

同梱されている音声パッチャーについて

同じく設置されているレイヤーより上の階層に適用される
ルーティングへ出力のチェックを入れると指定したチャンネル(1~16)に音声が出力される(動画に出力されない)
ルーティングへ出力のチェックを外すと指定したチャンネルの音声を取得する。(動画に出力される)
aviutl_vst_2.png
これにより一時的な音声の退避などができるのでVSTの適用するしないの選択が容易になる
下記のようにするとレイヤー1にはVSTが適用されずにレイヤー3にのみエフェクトがかかるようになる
aviutl_vst_3.png

参考

クリアなボイスにする設定などを紹介してくれている動画。私はこれで知った。
【aviutl講座】すぐできる?aviutlで音声加工【VOICEROID解説】 – ニコニコ動画