登山靴の手入れ・実際にしてみて気づいた嘘・本当
Trekkingゴアテックスの登山靴をいただいた
20年前のものだそうだがとてもしっかりしている。
中のゴアテックスはさすがに死んでいるかもしてないが、
単純な革靴としてもとてもいいつくりに思えるので管理方法をきちんと残したいと思った
ヌバック革というのだろう。古すぎて型番は出なかった。
このなりで足首周り以外蒸れないのは驚いている・・・
簡単に覚えておくこと
- ゴアテックスの寿命は大体5年
- ゴアテックスは革の種類や加工方法ではなく一枚の布のような素材である
(靴の中に挟むように入っているようだ?) - つくりによって洗濯方法が変わる
今回は革靴として手入れするが最近の外側にナイロンを多く使用している登山靴(ゴアテックス入り)ならきちんとした清掃と防水スプレーでよいようだ。 - 登山靴の手入れ情報は恐ろしいほどに錯綜している。
よってここに書いているのは複数のサイトを参考にした手さぐりに変わりないと思ってほしい。
参考にしたサイトも載せている。
まったく手入れされていない靴とされている靴の真相
あれは詐欺だと思った。
– 左手入れしてすぐ。
湿っているので全体的に真っ黒の別物に見える。ワックスによる色では決してなく乾くとだいぶ明るい色に戻る。今回はブラウンのワックスを使用した
– 右もらってすぐの状態。
乾かした後。
保管されていた期間が長いとはいえ結構色が変わるものだ。。
当初は若干ぱさぱさしていた。
この写真は2度山に登り2度手入れして数日たったもの。
手入れに必要なもの
- 保革&補色ワックス
塗りすぎると革が柔らかくなりすぎる。
使用する製品の色にあったカラーを選ぶ。無色もある。
コロニルヌバック+テキスタイルボトル
- 防水ワックス
特に記載がなければこれ単体に保革効果はない。
左・防水ジェルの決定版。どのサイトでも防水はこれ。コロニル防水ジェル
右・保革成分もある。ゴアテックスにも対応している。何よりもアーモンドの香りが気に入ったので紹介しておく。コロニルウォーターストップカラーズ
- 馬毛ブラシ
ワックスを引き延ばすのに使う。余計な分もある程度取り除いてくれる。
コロニル馬毛ブラシ
- ソール用のブラシ
コロニルクリーニングブラシ
管理手順を確認する
ゴアテックスの靴は内側を洗えないようだ
ワックスは20分程度で乾く。
きちんとブラッシングをしないと淵などにバリバリになって残る。ワックスを塗るたびにしっかり伸ばすこと。
ワックス類はきちんと振ってから使用すること
- 靴紐をほどく
- インソールを外す
- 内側のごみを取り除く
- 表面をタオル・歯ブラシなどを使い水洗いする
- ソールをブラシで洗う
- 軽く乾かす
- ローションで革の表面保護と色を復元する。
- 軽く乾かす
- 防水ジェルを塗る
- ブラシで広げる
余分な分はふき取る
保管
リビングなど通気性のいい場所でほこりよけをかぶせておく
ソールの交換について
好日山荘で1~2万円でしてくれるそうだ
通常で4週間かかるとの話
- アウトソール
- ミッドソール
- ラバーラウンド(アッパーを保護するために靴の周囲に巻いてあるゴム