【初めての】PCを約5万円に抑えて組んだ話【自作PC】

PC

目的

安く、ある程度長く使えて、日常の利用を快適に過ごせるPCがほしい。
拡張性を確保して必要に応じてアップグレードできるとなお良い。

最終的なスペック

  • i5-8400:2.80GHz
  • メモリ18G
  • MVMe SSD500GB

かかった費用

モノ 詳細 値段
CPU&マザーボード&CPUファン i5-8400(中古)
Z370M pro4(中古)
2万
メモリ 8GBx2 0.8万
SSD MVMe SSD 500GB 0.8万
ケース サイズ:ATX 0.6万
OS win10 0.3万
電源 550W 0.6万
グラボ 無し
光学ドライブ 無し
合計 5.1万

安く済んだのは

  • OSをバンドル版(プロダクトキーのみ)を買って自前でインストールUSBを作った
  • CPUとマザーボードが安く手に入った

この二点で大きく値段を抑えることができました
現在(21/07/15)amazonではバンドル版の出品がないようで、ヤフーショッピングで購入した。3010円なり。
購入後すぐに購入時に記入したメールアドレスにプロダクトキーが届いた。

win10の起動ディスク作成手順

特に悩むこともなくすんなりいったので特筆しません。

必要なもの

  • OS
  • ケース
  • マザーボード
  • CPU
  • CPUファン
  • メインメモリ
  • SSD/HDD
  • 電源

必須ではないもの/すでに持っている可能性が高いもの

  • 有線ケーブル
  • 光学ドライブ
  • 有線マウス・キーボード

初心者なりに至った購入の順番

  1. 物理的なケースの大きさを決める。
    置く場所に余裕がある方はマザボを選んだあとで問題なし。
    マザーボードの選択肢に直結するのでおけるかどうか検討すること。
    下記はマザーボードのサイズ。ケースごとに対応しているか基本的に書いているのでショップを覗きながら確認するとよい。
    ミドルタワー等の表現は必ずしもその規格のマザーボードが乗るとは限らないので気を付けること。
    ほかにもスリムタイプだとグラフィックボードが乗らないなど。。。

    • extended ATX(E-ATX
    • ATX
    • micro ATX
    • mini-ITX
  2. マザーボードとCPUのセットを探す。
    マザーボードとCPUは対応するCPU(世代)とマザーボード(チップセット)があるので中古などであさる場合はしっかり確認すること。
    今回のチップセットはZ370M(ソケットは1151v2)
    CPUはIntelの8世代である。

  3. ケースを確定する。
    マザーボードが乗るサイズ以上で他は今後拡張したいかどうかで選ぶとよい。
    また古いマザーボードはwin10に対応していない。
    チップセットを確認すると公式に対応しているOSがわかる
    ケースにマザーボードを取り付ける際、HDLED(SSD/HDDのアクセスランプ)などの配線が必要になる。
    マザーボードのマニュアルは大抵ネット上にあるのでそれを確認すれば特に困ることはない。

  4. メインメモリを購入する。
    メモリの最大値はマザーボードに依存する。

  5. SSD/HDDを用意する。
    マザーボードにMVMeスロットがあったのでMVMeSSDを採用した。

  6. 電源を購入する。
    動作に必要な電力計算はドスパラのサイトを使わせてもらった
    選び方もこちらに書いてある。
    電源容量計算(電源電卓)電源の選び方|ドスパラ通販【公式】

  7. OSを準備する。

用語類

初心者が困った用語

  • PCI Express(PCIe)
    マザーボードにある拡張スロット。
    wifiモジュールやグラフィックボードなどを取り付けることができる。
    サイズが複数あり、x1,x4,x8,x16のサイズが存在する。
    今回のマザーボードもそうだったが、外見は16スロットあっても線が入っているのがx4と同じだったりするものもある。
  • SATA
    PC_part_2.jpg
    通信用のケーブル。主にHDDやSSDに接続される。
    HDDに供給する電源(左)とSATAケーブル(右)である。L字になっているので間違えることはないだろう

  • ペリフェラルケーブル
    PC_part_1.jpg
    電源ユニットから直接給電することもできるケーブル。
    今はあまり使われていないようだが、ケース付属のファンについていた。
    このファンは3pinの端子がついていてこのケーブルはあまり使う機会がないが、マザーボードのFAN用のピン一つから複数のファンを動かす際に使用した。3ピンを接続しこのケーブルにほかのファンのペリフェラルケーブルを接続することにより同時に給電・動かすことができる。

  • オンボードって?
    基盤に直接デバイス等が接続されていること

今後増やすもの

※光学ドライブ以外もう全部執筆中に買い終わった。。。

  • HDD 1TB
  • SATAケーブル
  • 5inch 小物入れ
    PCケース内に今まで管理のいい加減だったUSBメモリやSDカードなどを入れる引き出しを取り付けることができる。
    DSC_0007_1.jpg

  • 光学ドライブ

  • wifi
  • MVMeSSD用のヒートシンク

その後を含めた感想

まず五万円という値段からだが表記上のスペックと同等程度でネットの新古品を見るともう一万円ほど安く売っていたりするがSSD(MVMeではない)、何のマザボかわからないなど何とも言えなかった。
ハードディスクの増設やwifiはこの時点で導入しているが、あれこれ買い足して見ると値段的にはドスパラなどとあまり変わらないかな。というのが結論になった。
中古で調達した部分で多少安いかな?程度である。
マザーボードのマの字すら知らなかったところから始めたので中古パーツを見れるようになったのが今回の一番の収穫かなと思う。

さらに

以前作成したディスプレイを使ってデュアルディスプレイにしました。
中古のノートパソコンを分解してサブモニターにしよう — 異風堂々
この状態でローカルの動画を再生&ネットの動画を再生&ウェブのスクロールをゴリゴリすると少し重かったのでグラボを買い増しした。約1万2千也。

CIMG1891.JPG

結局人は(己は)物欲を抑えられないので安く済ませようとしてもあまり安くならない。owari。

参考

ASRock Z370m pro4
パソコンの冷却ファン 2/3/4ピン接続の違いを徹底解説 | BableTech
SATA SSDからNMVe SSDへの換装レビュー | BTOノートパソコン比較ナビ
初心者でも超カンタン!HDDとSSDの増設・交換のやり方 | ヒロシと選ぶゲーミングPC
M.2 SSDの取り付け | 初心者のための入門講座
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